茅ヶ崎は、平塚と藤沢の間の立場(街道で休息をとる場所)として、浮世絵にもその様子を見る事ができます。相模川の河口左岸、相模湾に面した柳島には、江戸を結ぶ重要な中継点である柳島湊があった。藤間家当主・雄蔵氏の話や所蔵作品の年代から判断すると、十三代当主の藤間柳庵が関わった可能性が考えられる。