浮世絵ライセンス 和心
全439点の貴重な浮世絵版画コレクション
なまためプリントでは、役者絵を中心とした
全439点の貴重な浮世絵版画コレクションのデータを所有しており、そのデータを「和心」としてライセンス化しています。
浮世絵 ライセンス
全439点をすべてデータ化。
ノベルティや訪日外国人向けの商品への使用も可能です。
浮世絵コレクション概要
なまためプリントで所有する浮世絵は、庶民的なものが多いですが、その中でも面白い作品が残っています。
※ 図録に詳細を掲載しています。
- ・オランダの画家フィンセント・ファン・ゴッホの旧蔵品と同じ図柄の作品2点
- ・地元馬入川の河口を描いた作品
- ・仮名手本「忠臣蔵」の12枚揃
- ・歌川広重の描いた小倉擬百人一首
- ・好奇心旺盛な柳庵が異国の地へ想いを馳せた横浜絵
など、多彩なコレクションが網羅されています。
巻末に付された全作品の詳細なリストは、貴重な役者絵資料としてもご利用いただけます。
<浮世絵を活用した事例>
浮世絵の手ぬぐい(人物を切り抜き加工して背景と馴染ませています)
浮世絵ブックカバー(紙製のブックカバーで、書籍サイズに合わせて使用できます)※A5版、新書版、文庫版に対応
<浮世絵データの説明>
かながわの百人の1人「藤間柳庵」
東海道筋に位置する茅ヶ崎は、平塚と藤沢の間の立場(街道で休息をとる場所)として、浮世絵にもその様子を見る事ができます。相模川(馬入川)の河口左岸、相模湾に面した柳島には、相模川の河川交通と江戸へ至る海上交通を結ぶ重要な中継点である柳島湊があり、米や雑穀、木材などの流通を支えていました。
藤間家は、文正元年(1466)没の藤間右馬之助を祖とするという古い家柄で、江戸中期より茅ヶ崎柳島村の名主を代々つとめ、農業、廻船業を営み、現在も地元の名家として知られています。
藤間家当主 雄蔵氏の話しや所蔵作品の年代から判断すると、当浮世絵コレクションの収集には、雄蔵氏の五代前にあたる、十三代当主の藤間柳庵(享和元年~明治16年〔1801~1883〕)が関わった可能性が考えられます。
世事に明るく文芸に親しんだ文化人でもあった柳庵には、漢詩や和歌など自身の文芸作品をまとめた『雨窓雑書』(全10編)、ペリー来航以降の政治的・社会的事件の資料を編年でまとめた『太平年表録』(全7編)などの著述があり、安政の大地震での江戸の被害状況や、浦賀の黒船の様子など、実際に現地へ赴き、記したその歴史的価値は日本史レベルのものと謳われています。
このような功績が評価され、藤間柳庵は昭和55年に神奈川県より「かながわの百人」の一人に選定されました。
役者絵を中心とした全439点の浮世絵。
多彩なコレクションを画題別に掲載。
当コレクション439点全てを主題、年代考証、絵師や板元、彫師などの
基本データに基き9つの画題に分類し、製作年代順に掲載しました。
- 1. 美人画
- 美しい女性を描いた浮世絵。 ファッションの情報を伝える側面も
- 2. 見立絵
- 古典文学や歴史上の人物などを別の事象や人物に置き換えて描く浮世絵
- 3. 武者絵
- 歴史上の武将や合戦を題材にした浮世絵
- 4. 源氏絵
- 江戸後期に流行した源氏物語のパロディ作品『偐紫田舎源氏』の趣向で描かれた浮世絵
- 5. 見世物絵
- 江戸で人気の興業の一つであった見世物を描いた浮世絵
- 6. 横浜絵
- 安政六年(1859)の開国後、横浜の町や外国人居留地、外国の町を描いた浮世絵
- 7. 役者絵
- 本コレクションの中核をなし、多くの芝居好きが収集し、江戸土産としも購入された浮世絵
- 8. 役者見立絵
- 人気の演目を架空の配役で描いたり、歴史上や小説、芝居の登場人物をイメージに合う役者に当てはめて描かれた浮世絵 。
- 9. 死絵(追善絵)
- 歌舞伎役者の死後、訃報を伝える目的で出版された浮世絵
- その他
- 藤間柳庵の歿後に収集されたであろう明治以降の作品
この中には、浮世絵に影響を受けたオランダの画家フィンセント・ファン・ゴッホの旧蔵品と同じ図柄の作品2点や、地元馬入川の河口を描いた作品、今でも根強い人気がある仮名手本忠臣蔵の12枚揃、歌川広重の描いた小倉擬百人一首、好奇心旺盛な柳庵が異国の地へ想いを馳せた横浜絵など、多彩なコレクションが全て網羅されています。
巻末に付された全作品の詳細なリストは、貴重な役者絵資料としてもご利用いただけます。