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神奈川ニュース映画協会の時代 1950~2007

神奈川ニュース映画協会の時代

2004年以降、全国で神奈川県のみに残っていたニュース映画。
神奈川県下の映画館にて上映前の約4分間に行事や公共事業の進捗などのニュースや公衆衛生、社会福祉、交通安全の呼びかけ、名所紹介を兼ねた季節のトピックと多岐にわたる広報を担っていた。1950(昭和25)年に設立され2007(平成19)年に解散した県の外郭団体、社団法人神奈川ニュース映画協会の歩みや、同協会が果たした役割や功績に焦点を置いた。
筆者が当時を知るスタッフ・映画作家への取材や著書を踏まえ、散逸した資料を丁寧にかき集めた入魂の一冊。

著 者 細見 葉介
規 格 四六版・168頁
価 格 2,000円(税抜・送料別)
《推薦文》
“地方の時代”の先駆けとなる
  ニュース映画の貴重な資料
映像プロデューサー/元横浜日劇支配人
福寿祈久雄

168ページのこの本は間違いなく労作である。
戦後のニュース映画史としても貴重な資料だ。市民の身近な映像情報は“地方の時代”を先駆けるものであった。そして県下の映画館での一般公開は時代を物語る。
この出版を機に「保存と公開」が進むことを願う。

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